皆さんお久しぶりです (^_^;)
前回 安部さんの本(1)の感想を書いてから
もうだいぶ経ちましたね・・・すみません
そうこうしているうちに、、
図書館から 安部さんの本(2)の借用順番が来たとのとの知らせが来て(意外と早かったです)
早速読んでみました。
今日はその感想と、
関連した(?)、当店(fluffy)の食パンに対する
お客さんからのコメントを紹介したいと思います。
安部さんの本は 実態編 として、前回の本に対して もう少し細かく踏み込んだ詳細が示されていたり、案外と身近に多くの添加物が利用されている事、更には 海外からの食品に潜んでいる多くの課題や、その課題が有りながらも実態的には規制や許可には曖昧さがある事を、私的には印象的に感じ取らせて頂きました。
前回の本に関しても様々な批評が有りますが、こちらの 事態編 についても同様に多くの批評がネット上で検索するだけで多くの意見が語られている事を見て取れます。
添加物が 良い・悪い 安全・危険 を ここで議論するつもりはありませんし、それを結論づける力量を持ち合わせている訳ではないので、ここに書かせて頂くのはあくまでも私論ですが、やはり、摂取しなくても済むものであればなるべく添加物が使われていないもので安全でおいしく食べられるものを選んでいきたいと、再確認したというのが私の率直な感想です。
この本の表紙にも添加物の認可量グラフが描かれていて、年々増え続ける一方、しかも2000年度からは急激に増大傾向にあります。
食品を取り巻く環境が大きく変化しているという事なのでしょうね。
食品生産の一極集中化、グローバル化などにより 更に更に加速していくのでしょうか。
安全性確認のスピードはそれよりはるかに遅いのでしょうね・・ 怖いかも。。
難航していますがTPP交渉など、これから海外からの食品輸入量が急激に増えてくると、それらに使われている添加物もある程度規制を緩和する方向にあると思います。海外食品の安さの裏に潜んでいるリスクにも気を付けなければなりませんね。
パンという食品に関しても、添加物を使用しないで作ることは不可能ではありませんが、
そこに時間と手間、品質のばらつきなどがある為、商売としては大変になります。
当店(fluffy)も、商売としては大変なのは確かなのですが、理解をして頂き応援の声を掛けて下さるお客様もいますし、何よりも自分達がそういうパンを食べたいと思って始めた事ですから、もっと多くの方に認められるように頑張っていきたいと思います。
そんな中、お客様からのコメントで、開店以来同じようなコメントを異なるお客様から何回も頂くので、ここで紹介をしたいと思います。
それは、「子供がここ(fluffy)のパンだけは食べるの」というコメントです。
お子さんはほぼ大体、小学生入学前まで位のお子さんで、決まって普段あまりパンは食べないか、あまり好きではないというパターンなのです。
最初にその話を聞いた時には、リップサービスをして下さっているのだな と受け止めていましたが、ほぼまったく同じようなパターンが何度も続くと、そういう事もあるのかなぁ と最近は受け止めています。
当店(fluffy)の食パン(特にプレミアム食パン)と、他店の "おいしい食パン" を食べ比べて頂ければ明らかに分かるとは思うのですが、どちらかといえば味はシンプルでストレートなので、比較すると"味"はしないと受け取られる事の方が多いかと思います。他店のものは、甘さやミルキーさなどを強調している配合だと思われるので、その"味"がそのまま出ているものが "おいしい" の理由なのでしょう。当店(fluffy)の食パンは"味"を付けるのではなく、酵母の発酵による "うまみ" を引き出しているので旨味成分や香気成分が多く含まれていると思います。日本食でいう "ダシ" でしょうか。出汁を取っただけの汁はあまり味はしませんが、その出汁を使った料理には奥深い旨味を感じ取れるかと思います。よって、パンにプラスするものの味を引き立てることが得意であるという特徴を持っていると言えます。当店(fluffy)の食パンでサンドイッチを作って頂くと、今まで(他店の食パン)よりも一味違ったものと感じて戴けるのはその為だと思います。
話は戻りますが、小学生入学前位のお子さんには、そういった旨味を感じ取る繊細な味覚が敏感なのかもしれませんね。添加物の有無についても感じ取っているのでしょうか(分かりませんが)。
小学生以上になると、給食や外食、コンビニ、ファーストフードなどの食環境に慣らされていくのではないかと、、、、と 勝手な想像ですが。
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