またまた、お久しぶりです。
もう一月も終盤ですが、、2018年 今年も頑張ります!
今年の始まりは、波乱状況のご報告から・・・
もうニュースなどでご存知かとは思いますが、
昨年末から、パンの材料価格の上昇が連鎖的?に続いています。
最近、今季最大の寒波、史上まれにみる大寒波、最強寒波と、
ニュースを聞くたびに、そんなに寒いんだと思わされ、
都内でも大雪による被害が出ていましたよね。
この荒れた天候は昨年あたりから全世界的に起こっていて、
それらの天候不順によって、農作物やら餌不足、夏の暑さの影響による搾乳不足などにより乳製品の不足が起こっていて、その流れでパンに使っている材料の価格改定の案内が昨年末から毎月の様に入ってきています。
現在価格の上昇がパンの価格に大きく影響しそうなのが、写真にもあります小麦粉やドライフルーツ類です。上昇率は、
小麦粉は 約 5~10%
レーズンは 57% !!
カレンズは 12%
クルミは 12%
いちじくは 40%
と、尋常ではない上昇率ですよね!! ニュースの話題にもなる訳です。
これに加えて、乳製品の入手環境が益々厳しい環境になっているんです。
乳製品の話題は最近はあまり語られていない(ニュースの話題に上りませんが)ですが、
なぜ話題にならないかといえば、乳製品の国内生産量はあまり急激に変わることは無いからです。
政府は対応策として、海外産の乳製品を緊急輸入していますが、これにより安価な乳製品が手に入るわけでも無いですし、
これら輸入製品はほぼ大手メーカーに回りますので、あまり小売りに回ってくる量は無いのです。
たとえ買いたいと思ったとしても、通常の業務用バターが450g包装なのに対して、輸入バターは5kgや10kg包装なので、
一般の小さなパン店では扱いにくい大きさで売られていたり、大きな輸入バターを国内メーカーで小さく450gに包装しなおして販売しているケースもありますが、値段は国産バターとそれほど変わらないという状況ですので、あえて品質リスクを感じながらそちらを選ぶのも考え物ですよね。
でも、大手メーカーさんが輸入材料を使ってくれるということは、その分は国産バターの流通が改善される筈ですよね。
確かに、最近スーパーでのバター不足は改善されたように沢山の量が置いてあるのに気が付きませんか?
でも、価格はだいぶ高くなった様にも思いませんか?
そうなんです、国産バターの流通量の改善分を一般消費者向け(スーパーなど)へ卸しているので、我々業務用使用状況は全く改善されていないのです。卸業者に改善分をこちらにも回してほしい旨を話したこともありますが、対応してもらえず、場合によっては一般消費者向けへの販売価格なら供給できますが、みたいな話をされる始末です。
更には、昨年秋にヤマト運輸が値上げを発表してから、バターの価格は値上げされていませんが、その搬送料として今まで特に付いていなかった搬送料として、バターの価格の8.3%に当たる送料が付加されるようになりました。これは買う側からすれば実質の値上げとなります。こんな状況が、ニュースにはならない 安定している?流通状況の裏で起こっている現実なのです。
昨今の世界的天候不順からすれば、輸入乳製品の価格も上がる可能性もありますから、乳製品の価格についてもこれからまだまだ安心はできないような状況ですね。
という様な状況で2018年がスタートしていますが、これだけの価格上昇となるとさすがに今のパンの販売価格を見直す必要があるとは考えていますし、今回話題にした材料以外にもまだこれから仕入れ価格の上昇が予想されているものもありますので、周りの他店舗さん、大手メーカーさん、市場の状況をもう少し見ながら、価格改定のタイミングを計りたいと思っていますので、何卒ご理解を頂ければ幸いでございます。
2018年初めからこのような内容で始まりまして大変申し訳ございません。
ただ、開店当初から、材料の品質は決して落とさない、レシピの変更(材料の量を減らすなど)をはしない、で頑張ってきていますので、これからもそれは守っていきたいと思っています。
安心して、美味しいと思ってもらえるものを提供していきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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すず (土曜日, 03 2月 2018 18:15)
これだけ原材料が高騰すればしかたないと思います。よく企業努力といいますが個人のお店では限界があるでしょう。そもそ最初から無駄なコストは省いているのでしょうから。安心安全と美味しさはこのままで……お願いします。
店主の佐藤です (日曜日, 04 2月 2018 19:11)
すずさん
コメントありがとうございます。
暖かきお言葉、、重ねてありがとうございます。
原材料の価格が高騰している理由に、気候変動などによる収穫量不足と当店(fluffy)も卸業者さんから説明を受けていますが、もう一つ背景に物価の上昇を政策的に望んでいる点も挙げられます。
前者の理由だけであれば、収穫量が元に戻れば原材料価格も元に戻る可能性はありますが、
後者の目論見があるため、たとえ収穫量が元に戻っても原材料価格が元に戻らない感じを受けています。 なので、余計に悩ましい・・・というところでしょうか。
but、安心安全と美味しさはこのままで…… 了解しました!